88歳 Yさんの洗礼式

牧師より「ぜひ!」とリクエストされたこともあり、昨年末、クリスマス記念礼拝の場で洗礼をさずかったYさん(女性)のことを少しお伝えします。

九州の福岡県で生まれ育ち、結婚後に新潟に移り住み、ここ数年は息子さんと静かに暮らしてこられたというYさんは現在、88歳。数年前に息子さんが当教会に通いはじめ入信したことをきっかけに、ご自分も聖書やキリスト教に興味をもち、この度洗礼をさずかるに至りました。

※「洗礼」とは、キリスト教信仰を公の場で告白し、教会のメンバーの一員となることです。

洗礼式の少し前、牧師との学びのなかで「どうしてこんなに素晴らしい教えを、私は今まで知らずに生きてきたのでしょう」とYさんはおっしゃっていたそうですが、聖書の真理を知り、それに生きる決意をすることは、それぞれの人生の旅路のなか、たとえいつであったとしても、とてもとても素晴らしいことです。

子どもの時に信じる人、青年期に信じる人、働き盛りの時に信じる人、子育て盛りの時に信じる人、仕事を退職した後に信じる人、老年期に信じる人、地上の死を目の前にして信じる人…じつにさまざまなタイミングで天の神様からの召しを受けとる人がいらっしゃいます。

教会というところは、たとえあなたが90歳代でも、100歳を過ぎていらっしゃっても、年齢にまったく関係なく、真理を知りたいと願うかたにいつでも門を開いているところです。牧師をはじめとした奉仕者たちが、喜んでお迎えして一緒に聖書の学びをお手伝いします。

厳しい冬の寒波が続く、ここ新潟の最近ですが、少しでも体調が上向きになれば、日曜の礼拝やそのほかの諸集会に元気に足を運ばれるYさん。産声をあげたばかりのその信仰の歩みが、どうか神様によって末長く守られ、ますます強められていきますようにとお祈りしています。

88歳 Yさんの洗礼式
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